
口臭ケアをテーマに20代~70代以上の男女へアンケートを行い、口臭が気になるシーンやどんなケアをしているかなどをまとめました。
Q.自分、他人の口臭が気になりますか?
まず、自分や他人の口臭が気になるかどうかを聞きました。「気になる」と回答した中で、「自分の口臭」では74.0%、「異性の口臭」では79.2%、「同性の口臭」では80.6%という結果に。自分についても他人についても、7割から8割という高い割合で、口臭が気になる人がいると分かりました。また、やや他人の口臭が気になる人の方が多いようです。自分の口臭については、男性よりも女性の方が気にしている人が多く、男女共に30代をピークに、年代の上昇とともに減少していく傾向にあるようです。異性・同性の口臭が気になるのも男性よりも女性の方が多め。こちらは男女共に20代の気になる割合がやや低く、30代以上の年代間には大きな差は見られませんでした。
口臭を気にしている人はとても多いという結果になりましたが、それはなぜでしょうか?「嗅覚」というのは視覚や聴覚と違って、順応反応が起こりやすいと言われています。同じ音をずっと聴いていてもその音が聴こえなくなることはありませんが、同じニオイをずっと嗅いでいると次第に慣れてしまい、そのニオイを感じなくなってしまいます。そのため、自分の口臭を自分自身で臭いと感じるよりも、他人の口臭を感じたり、周囲の人のちょっとした仕草がきっかけで「もしかして、私の口臭くさい?」と気になりだすのではないでしょうか
Q.どんな時に自分、他人の口臭が気になりますか?
次に、どんなときに自分や他人の口臭が気になるかを聞きました。自分の口臭については、「他人の近くで話すとき」が75.3%で断トツの1位。次いで、「朝起きたとき」34.9%、「電車、バス、エレベーター内など、すぐ近くに他人がいるとき」25.7%となりました。また、他人の口臭についても、1位は「1対1で話しているとき」が89.2%と9割近くという結果に。「電車、バス、エレベーター内など、他の人が近くにいるとき」36.6%、「グループで話しているとき」25.5%と続きました。他人と話すシーンが上位なのは当然のような気もしますが、「電車、バス、エレベーター内など」他人が身近にいるだけのシーンが上位にあがっているのは注目すべきポイントです。
自分の口臭についての男女差を見ると、女性の数値が男性より高く、中でも「朝起きたとき」「マスクをしたとき」「食事の後」は女性の方が高い数値になりました。逆に男性の数値が高かったのは、「お酒を飲んだ後」「タバコを吸った後」など、嗜好品を口にした後のシーンでした。また、他人の口臭についても男性よりも女性の方が気にしている割合が高く、女性の4割超が、話をしなくても近くにいるだけで気になると感じているようです。電車やエレベーターなど、見ず知らずの他人と接近する公共の場面では、知人と会話するときと同様、十分口臭ケアに配慮する必要がありそうですね。
Q.口臭のケアはしていますか?
最後に、気になる口臭に対して、どんなケアや対策をしているかについて聞きました。自分の口臭についてのケア1位は「歯を磨く」71.5%、2位は「口の中を水でゆすぐ」51.3%、3位が「マウスウォッシュを使う」35.0%という結果でした。その他にもガム、タブレットミント、香り付きのサプリメントなど、携帯用のケア用品を使っている人も多いことが分かりました。
さらに女性の3人に1人以上が、基本のケアだけでなく、フロスや歯間ブラシを使い丁寧にケアしていると回答されました。一方、男性のしているケアで多かったのはコーヒーを飲んだり楊枝で歯の間を清掃するなど。ややその場しのぎ的な方法のように感じられます。
これまでのアンケートから、自分より他人の口臭が気になる人の方が多いこと、男性より女性の方が口臭を気にする傾向が強いこと、特に女性は他人が身近にいるだけのシーンでも口臭が気になること多いことなどが分かりました。女性の方が口臭に対して敏感なことを反映した結果と言えそうですね。
このアンケート結果をもとに、どんな時に自分の口臭に注意すべきかや、ケアしたら良いかなどの参考にしてみてください。
※調査目的:口臭ケアに対するユーザーの意識調査
※調査方法
・調査時期:2018年3月1日~2018年4月31日
・調査対象地域:全国
・調査対象者:口臭ケアサプリの利用経験がある男性及び、女性
・有効回答数:427人