
口臭に対する悩みや疑問って、人に言いづらくその分不安が増してしまいますよね。そのため口臭を気にしている人は、顔を近づけて話すことを避けてしまいがちで人付き合いが悪くなってしまったりと、社会生活によくない影響を及ぼしてしまう方もいるようです。
そんな口臭に関する悩みや質問をQ&A形式でまとめました。口臭が発生する仕組みや対処法など正しい知識があれば、余計な心配もなくなり、不安も軽減されることでしょう。
口臭は病気?
口臭は病気ではなく、誰にでも発生します。口臭の原因は様々ありますが、そのほとんどはきちんと対処できるものです。「自分だけ?」と悩むことはありません。日常生活の中で口臭予防をして、気になる口臭を抑制できるようにしましょう。一方で、口臭自体は病気ではないのですが、胃のトラブルや糖尿病などの病気のサインである可能性があります。自分の口臭がどのようなタイプのものなのかチェックし把握することは重要です。
口臭が出やすいのはどんな時?
口臭は一般的に、唾液の量と深く関係しています。口の中は常に唾液によって自浄作用が働いているのですが、唾液の分泌量が少なくなると口の中の細菌や毒素が増えてしまい、口臭が強まってしまいます。代表的なところでいうと、起床時や空腹時、緊張している時です。
ただ、これら唾液の減少によっておこる口臭は、「生理的口臭」と呼ばれ、誰にでもあることなので心配する必要はありません。
年齢と口臭は関係ある?
年齢が高くなるにつれて口内環境が悪化するので、口臭が強くなる傾向にあります。年齢を重ねるにつれ、食事が多様化し人工物で歯を修復する機会も増えることなどによって、細菌が繁殖する機会が増えるのです。さらに加齢による身体機能の衰えや免疫力の低下により、細菌を退治する力が弱まることも口臭に影響を与えています。
口臭をなくす方法はある?
口臭には、誰にでもある「生理的口臭」、歯周病や糖尿病などの疾患が原因の「病的口臭」、臭いが強いニンニクなどの食べ物やタバコが原因の口臭、実際には口臭がないのにあると思い込んでしまう精神的不安が原因の口臭があります。生理的な口臭は、歯磨きや歯科医院で行うオーラルケアで予防でき、病的な口臭は、原因となる疾患の治療が必要となります。飲食物やタバコによる口臭は、摂取を控えることで予防できます。心因的な口臭は、口臭外来に相談するとよいでしょう。また、口臭が気になるのであれば口臭サプリメントを摂取することもおすすめします。身体から発される悪臭を身体の内側から抑えてくれ、さらには体質改善の効果も期待できます。